熱中症の予防

2014年7月18日

熱中症の予防
高齢者において、熱中症(脱水症)がおこりやすい原因としては、体液の割合が少ない、加齢により喉の渇きを自覚しにくい、食事量の低下により、食事からの水分や電解質が不足しがちになる、などが考えられます。


また、室内においても、暑さを感じにくく、室温が30度を越えていても、エアコンなどを使用せずに過ごしていることで、気がつかないうちに、自宅においても熱中症にかかることもあります。
熱中症の予防には、適切な水分補給が大切なこととなります。

高齢者の場合は、一日あたり、体重1kgに対して、40mlの水分量が必要となります。
50kgの体重の方には、50×40=2000mlが必要になります。


この水分量には、お食事からの水分量も含めての量ではありますので、取り合えずの目安として、考えてみていただければと思います。
また、水分補給には、単に水というよりも、できるだけ経口補水液、または、スポーツドリンクで、水分補給をするように心がけてください。
体液にちかい浸透圧の経口補水液であれば、早く体内に水分と電解質を取り込むことができます。


 

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