運動時の熱中症(脱水症)の予防

2014年7月22日

運動において、発汗量が多い場合は、失われた水分と電解質、ナトリウムイオンに見合った量を補うことが必要です。

栄養成分表示で、
ナトリウムの量、70~80mg/100mlの塩分表示、 
塩分濃度 約0.2%
糖分濃度 約2.5~8%
ぐらいのスポーツドリンクなどがおすすめです。

一番危険なことは、アルコール類(ビール、酎ハイ、ワイン、酒)などで、水分を補給しようとすると、アルコール類の利尿作用により、さらに脱水症状を加速させてしまうことです。
アルコール類を摂取したあとの激しい運動は、とても危険です。脱水により、血液がドロドロになっていて、脳梗塞などを起こす危険性が増します。決して、そのような無謀なことはしないでください。


また、一気に水分を補給することで、体内のナトリウム量は変わらないのに、水分量だけが増えて低ナトリウム血症となり、疲労感、頭痛、嘔吐等の症状があらわれることもあります。

水分補給は、こまめに、早めにすることが大事なこととなります。

暑い中では、スポーツを楽しむためにも、日頃から、睡眠、食事に気をつけて体調を整えて、無理のない範囲で行うように心がけましょう。
 

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