帯状疱疹予防に水疱ワクチンを!!

2013年9月17日

帯状疱疹予防に、水疱ワクチンを!!

先日、NHKのあさいちで、帯状疱疹について特集をしていました。
80歳までの3人に1人が帯状疱疹にかかると言われています。帯状疱疹にとって大切なことは、早期発見、早期治療となります。 

ここでは、早期発見のポイントだけ紹介させていただきます。。。

  1  最初に痛み、4日から5日後に発疹
 
  2  片側だけの発疹

  3  帯状に発疹

そして、帯状疱疹にかかるとその後、神経痛が残ることがあり、生活の質に影響を及ぼすことがあります。
後遺症に悩まされないように、帯状疱疹の予防として水疱ワクチンを、接種することをおすすめします。帯状疱疹と水疱瘡は、同じウィルスから発症するので、ワクチンも同じものを打ってもウィルスの活性化を抑える効果はあります。
但し、今現在のワクチンでは、帯状疱疹への予防の効能、効果は明記されてません。(また、帯状疱疹の予防ワクチンは、現在、治験中のものがあります。)


接種するのをおすすめする方は

50歳以上の方、なんらかの持病をおもちの方です。(免疫力が落ちているときに、ウィルスが活性化しやすいため)
水疱ワクチンで、帯状疱疹を予防できる確率は、65%ぐらいというデータですが、今現況において予防できる方法としては、一つの選択肢だと考えています。2003年より、日本においても50歳以上の方への接種が承認されています。

大人になってからの、水疱瘡は、感染すると重症化することも多いため、まだ、水疱瘡に感染なさったことがない方は、水疱瘡だけでなく、帯状疱疹の予防にもなるため、早めのワクチンの接種をおすすめします。


うちのクリニックでも50歳以上のスタッフ3人は、ワクチン、打ちました!!

 

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