心臓リハビリテーション

2015年9月15日

心臓リハビリテーションとは、いわゆるリハビリというイメージと同じように心臓の疾患のあとに社会復帰ができるようにするために行います。

昔は心臓病というと安静にして、運動などもってのほかという意識があったと思います。ところが今は心臓に疾患のある方でも、その人にあった運動を行うことで心臓の機能が向上し少しでも健康寿命を延ばすことが可能となっております。

ただ、心臓の病気であるために、心筋梗塞、狭心症、心臓手術後などそれぞれの疾患によってリハビリを始める時期の判断やリハビリの負荷量を変えていくなどが必要となります。

心臓リハビリでは、運動療法、心臓に対する正しい知識の習得、食事療法、日常生活の過ごし方など多岐にわたっています。

入院中から、急性期リハビリが始まり、回復期リハビリ、維持期リハビリへとうつっていきます。

維持期リハビリは、専門的な施設で受けたり、落ち着けばスポーツ施設や、または自宅で自分で続けていくことが必要となります。
少しでも自立して生活できる期間を長くするためには、生涯にわたって食事内容に気をつけて、十分な睡眠、適切な運動を続けていくことが必要です。

国立循環器病センター病院の案内からの抜粋ですが、
心臓リハビリで大切なこと!

   )運動療法を安全に行うこと
           無理をしない
   2)運動療法を確実に正しい方法で行うこと
          適切な運動の強さや時間を守ること
   3)食事療法と禁煙も一緒に実行する
         運動だけでは効果不十分
   4)長く継続する
         無理をせず長く続けることが大事なこと


当院においても、11月の移転後、心臓リハビリテーション科を新たに開設しておこなってまいります。
ご興味のある方は、ぜひ来院をお待ちしております。

ページトップへ戻る